ふるさとからエール 倉吉市役所に横断幕 伯桜鵬関、幕内復帰祝う

 倉吉市出身の大相撲、伯桜鵬関(21)=本名落合哲也、伊勢ケ浜部屋=の再入幕が決まった23日、市役所第2庁舎に幕内復帰を祝う横断幕がお目見えした。初場所の千秋楽(来年1月26日)まで掲げられ、ふるさとからエールを送る。

 横断幕は高さ70センチ、幅7メートルで、「祝再入幕 伯桜鵬関 めざせ横綱! ふるさとの誇り!」と大きく記されており、交通量の多いバス通りに面する正面玄関脇の壁面に掲出された。

 市や地元後援会の関係者ら約30人が出席して除幕式が行われ、横断幕が披露された。広田一恭市長は「大活躍が期待できる。市ゆかりの大関琴桜関とともに、新年から倉吉を盛り上げてほしい」とあいさつ。伯桜鵬関の父勝也さん(60)は「どこに行っても『調子はどう?』と気にかけていただきありがたい。努力して強くなるので熱い応援を」と呼びかけた。

 伯桜鵬関は西十両2枚目で迎えた11月の九州場所で10勝5敗の好成績を上げた。この日の番付発表で東前頭15枚目に名を連ね、8場所ぶりに幕内復帰を果たした。

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