入り込み客数200万人超え 水木しげるロードで5年ぶり

 鳥取県境港市の観光スポット「水木しげるロード」の今年の入り込み客数が30日、5年ぶりに市が目標とする200万人を超えた。水木しげる記念館(同市本町)のリニューアルや映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の大ヒットが、コロナ禍からの本格的な回復を後押しした。

 市観光振興課によると、同日午前9時現在で200万人を突破。今年は昨年11月に公開された同映画の効果で1月に前年の2倍近くが訪れ、水木記念館がリニューアルオープンした4月も約1・8倍の入り込みがあった。

 伊達憲太郎市長は「喜びとともに水木プロダクションをはじめとする全ての関係者に深く感謝する。水木先生が残してくださった大きな『財産』である水木ロードをさらなる魅力向上を図りながら大切に育てていきたい」とコメントした。

 水木ロードの入り込み客数は新型コロナウイルス感染症の影響で2021年に約74万人に落ち込んだが、昨年は同感染症の5類移行などで約152万人まで回復していた。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事