ユーモラスなヘビ 大集合 わらべ館で郷土玩具展

 2025年の干支(えと)の「巳(み)」にちなみ、ヘビをかたどった郷土玩具を紹介する企画展「巳からでたへび 十二支の郷土玩具」が鳥取市西町3丁目のわらべ館で開かれている。全国各地の張り子、土人形など84点を展示している。2月18日まで。

 会場には、ヘビが擬人化されて着物を着ている玩具など全国の44都道府県から集めた多彩な郷土玩具が展示されている。ヘビは再生や金運上昇などの象徴とされており、白ヘビが小判を抱えたり、千両箱を載せたりしている玩具もある。

 鳥取県の郷土玩具では、倉吉市の伝統工芸品「はこた人形」や因州若桜焼きなど8点を展示している。

 同館の長嶺泉子専門員は「嫌われがちなヘビだが、玩具はユーモラスでかわいらしい。全国の郷土玩具が一堂に見られるのでぜひ来館してほしい」と呼びかけた。

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