2024年12月に東京体育館で行われた全国高校選手権で鳥取県勢初の準優勝に輝いた鳥取城北高男子バスケットボール部の報告会が8日、鳥取市西品治の同校で行われ、快挙を成し遂げた部員らを生徒や職員らが祝福した。
同部は準決勝で前回大会覇者の福岡第一を倒し、県勢初の決勝に駒を進めた。決勝で福岡大大濠に57-77で敗れたものの、県勢の過去最高成績の2回戦進出を大きく上回る躍進を見せた。
主将の蓑原歩さん(18)=3年=は「自分たちだけの力だけでは結果を出せなかった。支えてくれた人に恩返しができて良かった」と笑顔で語り、大会の優秀選手に選ばれたハロルド・アズカ・エクプさん(18)=2年=は「もっと技術を磨いて次は日本一に」と力強く誓った。石浦外喜義校長は「全国に鳥取城北の強さを示してくれた。地道な練習を重ねた成果」と称賛した。
各種全国大会に出場した女子サッカー部や女子駅伝部などの報告もあり、生徒らは拍手で活躍をたたえた。