鳥取県障がい者芸術・文化作品展「あいサポート・アートとっとり展」(県主催)の巡回展が、倉吉市のエースパック未来中心アトリウムで開かれている。美術、文芸、マンガの3部門に応募された477点のうち、銅賞以上の受賞作品と県中部の応募作品計69点が展示され、来場者の目を引いている。19日まで。
皆生学園(倉吉市)の子どもたちによる「空飛ぶトリピー」は、鮮やかな水色で塗った段ボールにペットボトルのキャップを並べてトリピーを描いた立体造形作品。生活介護事業所「はっぴぃフレンド」(米子市)の「はっぴぃUmbrella」は、利用者らが視線でパソコンのマウスを操作する「視線入力装置」を使って描いた絵をビニール傘に貼り付けたカラフルな作品で、多くの来場者が足を止めて見入っていた。
2月8~16日は鳥取市の県立博物館で全作品が展示される。