松葉ガニ当てよう! 米子空港 カプセル自販機で運試し 16日まで

 カニの水揚げ日本一の境港市にある米子鬼太郎空港に3日、地元産の松葉ガニなどが当たるカプセル自販機が登場し、空港を訪れた人たちが運試しに挑戦した。16日まで。

 利用者が少ない2月の空港ににぎわいを創出しようと米子空港ビル(飯塚弘衛社長)が昨年初めて実施。予想以上の反響があり、今年は毎日1個の「大当たり」をベニズワイガニからボイルした松葉ガニ1匹にグレードアップした。

 空港2階に毎日午前10時半、カプセル60個が入った自販機を設置。松葉ガニや全日本空輸のグッズ、足立美術館(安来市)の入場券、空港内のテナントが扱うカニ関連の食品など13個の当たりがある。参加は1回500円で1人1日1回。外れても空港で使える500円分の商品券と米子-羽田便60周年を記念したキーホルダーがもらえる。

 飯塚社長は「地元を含め多くの人に空港に来てほしい」と話し、松葉ガニを目利きする丸八水産の浜口靖社長(49)は「鮮度抜群のカニを食べてほしい」とアピールした。

 神奈川県鎌倉市から家族旅行で山陰を訪れ、松葉ガニを当てた田中英茉ちゃん(5)は「おうちに帰って食べたい」と笑顔。母親の恭子さん(41)は「松葉ガニが食べたかった。今年はいい年になりそう」と喜んだ。

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