鳥取市は、本年度末で契約期間が満了となる市営サッカー場「アクシスバードスタジアム」(同市蔵田)の命名権を現在契約している、IT企業のアクシスITパートナーズ(同市扇町、坂本哲社長)と契約更新し、4日に市役所で調印式が開かれた。
4月から2028年3月末までの3年間で契約金は年500万円(税別)、契約期間に使用する愛称の変更はない。過去2年間の施設利用者数は観客動員数を含めて22年度4万5543人、23年度5万3010人で、本年度は約7万人を見込む。
深沢義彦市長はこれまでの5年間を振り返り「コロナ禍で試合数や客数が減少した時期もあったが、市民のスポーツ振興や地域活性化に大きく貢献していただいた」と謝意を伝えた。坂本社長は「引き続き地域のパートナーとして、地域貢献に尽力したい」と意気込んだ。