米子市美術館で8日に開幕する「MINIATURE LIFE(ミニチュアライフ)展2~田中達也 見立ての世界」(米子市、新日本海新聞社など主催、山陰酸素グループ特別協賛)の設営が着々と進められており、6日は主に立体作品などの展示準備が行われた。
制作者はミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん(43)。事務用品や食品など、日常生活で目にする品々とジオラマ(情景模型)用の小さな人形などを組み合わせ、ユーモラスな「見立て」の世界を創造し、国内外で好評を得ている。
今回は山陰初開催だった2022年春以来2度目の開催で、新たな立体作品と写真パネルなど約170点を展示する。
同日は企画会社や地元設営業者など約20人のスタッフが大小の作品を順次設置。田中さんも会場を訪れて細部をチェックした。
同館の喜多村聡史副館長は「作品が一新し、前回来られた方も初めての方も楽しめる内容。幅広い年代の皆さんに、にっこりほほ笑んでいただきたい」と話した。
同展は3月24日まで(会期中無休)。
(佐々木誠)