JA鳥取西部は17日、選抜高校野球大会に出場する米子松蔭高に地元農畜産物を贈った。関係者を前に選手たちが野菜や和牛肉などを手にし、大会での活躍を誓った。
同JAの中西広則組合長らが同校を訪れ、惣郷峻吏主将(16)に目録を手渡した。贈られたのはコメの「星空舞(ほしぞらまい)」100キロ、鳥取和牛10キロ、ハクサイ90キロなどいずれも県西部産の6品目で、中西組合長が「まだまだ寒い日が続くが地元の農畜産物で強靱(きょうじん)な体をつくり、勝利に向かってほしい」と激励した。
普段も野菜を積極的に食べ、栄養のバランスに気をつけているという、惣郷峻吏主将(16)は「感謝している。パワーアップして勝利をつかみ恩返ししたい」と意気込んでいた。
農畜産物は毎週土曜、日曜日に保護者らが手作りで食事を提供する昼食会に食材として利用され、選手たちの体づくりに役立てられる。