【記者書評】古川真人著「港たち」

重なり合う家族の記憶

  •  「港たち」

 著者はデビュー以来、九州の島にルーツがある一族の物語を書き続け、2020年に「背高泡立草」が芥川賞を受賞した。本書では長崎の島などを舞台にした五つの物語を通して、世代が異なる親族の語りが重なり合う。...

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