とっておきのデザート作り 道の駅気楽里でいちごマルシェ

 鳥取市鹿野町岡木の道の駅西いなば気楽里で8日、イチゴの関連出店やイベントを集めた「いちごマルシェ」が開かれた。鳥取県オリジナルのイチゴ品種「とっておき」を使ったデザート教室や地元農家の育てたイチゴの販売があり、多くの来場者でにぎわった。

 デザート教室では、同町にモデル事務所を構える佐々木ターミーさんが講師となり、おいしいイチゴパフェ作りを指導した。佐々木さんはパフェに使うサツマイモペースト作りのこつを「引くようにして一方向に裏ごしすることが口当たりを良くする」とアドバイス。抹茶や生クリームと混ぜて容器に流し込み、イチゴをぜいたくに飾り付けて完成させた。同市浜坂2丁目から参加した鈴木心乃さん(7)は「裏ごしに力が必要で大変だった」と話した。

 販売会では当日仕入れたとっておきなど200パックが2時間で完売したほか、洋菓子店がこの日のためにと用意した“とっておき”のタルトが販売され、訪れた2500人がマルシェを楽しんだ。同駅総務部の久保田文さんは「予想以上の人に来ていただいた。これを機にとっておきを味わってもらい、広く知ってもらえる機会になれば」と話した。

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