16日に鳥取市で開かれた「鳥取マラソン2025」(鳥取市、鳥取県、鳥取陸上競技協会、新日本海新聞社主催)には、2856人のランナーが挑んだ。あいにくの雨が降る中、沿道の応援を力に変えて因幡の地を駆け抜けた。
雨がっぱを羽織ったランナーたちは午前9時、鳥取砂丘オアシス広場をスタート。千代川土手などの自然、鳥取城跡など歴史を感じさせる街並みを楽しみながらゴールを目指した。
体力を奪う冷たい雨の中を疾走するランナーに、沿道に詰めかけた人々は拍手や声援を送って鼓舞。「雨に負けるな」「最後まで頑張って」などと書かれたボードを掲げて応援する人もいた。
ゲストランナーとして出場したタレントのハリー杉山さんもスタート地点から鳥取県庁近くまで約9キロを並走し、ランナーたちに声をかけていた。