鳥取発世界で活躍を ジュニアアスリート認定式

 世界で活躍するアスリートを鳥取県で発掘・育成する「鳥取ジュニアアスリート」の認定式が20日、倉吉市のエースパック未来中心であり、本年度修了の10期生と競技団体選考によるトライアウト生、4月から参加する11期生の計105人に認定証が贈られた。

 県スポーツ振興局の丸山真治局長が認定証を手渡し、同プログラム出身で昨年の国スポスポーツクライミングで6位入賞の藤田楓さん(17)=鳥取城北高2年=が「いろんな競技に挑戦し、『これだ』と思うものに出合って」と激励した。

 式典後、10期生で水球の道に進む中本篤さん(11)=岩倉小5年=と吉田樹生さん(同)=面影小5年=は五輪出場に向け、「一生懸命練習し、日本代表に入りたい」と飛躍を誓った。

 同事業は小学5年~高校生を対象に2014年度から実施。参加者はプログラムを通じて適性を見極め、ボクシングやセーリングなどの競技を選ぶ。これまでに、今年2月に開かれた自転車トラック種目のアジア選手権の男子ジュニアポイントレースで金メダルを獲得した吉田奏太選手(17)=倉吉西高2年=らを輩出している。

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