「日本海新聞ふるさと大賞2024」米子市の部表彰式が25日、市役所であり、地域貢献賞の4団体とスポーツ文化功労賞の3人を表彰した。
地域貢献賞は、「福生東地区青少年育成会」(本田卓巳会長、22人)と「よなごまちジャズプロジェクト実行委員会」(岡宏由紀代表、5人)、「大篠津地区自治連合会」(岡田隆会長、564世帯)、「岡本おさみさんを語る会」(長谷川泰二会長、50人)の4団体が受賞した。
スポーツ文化功労賞は、第35回日本パラ陸上競技選手権大会の男子F32こん棒投げで日本記録を更新して優勝した井上流生さん(28)=米子市新開=と卓球の第58回全国高専体育大会で、女子団体3連覇を果たした米子高専の中心選手で、自身も女子シングルスで優勝した常松世名さん(18)=米子高専3年=、第36回全国高校生銃剣道大会の個人戦女子の部で優勝した糸原心温さん(17)=米子北斗高校2年=が選ばれた。
式には伊木隆司市長や日本海新聞販売店会の岩田昭弘理事らが出席。伊木市長が「地域貢献賞は、他の地区の模範となる活動をしたり、音楽で町を盛り上げるなど、それぞれの立場で活躍している団体が選ばれた。スポーツ文化功労賞の皆さんは、それぞれがすばらしい成果を挙げ、その活動は市民にとっての誇り」と祝辞を贈った。
受賞者を代表して福生東地区青少年育成会の本田会長が「笑顔の絶えない地区にしようと子どもを中心とした活動をしている。今回の受賞で来年の活動の励みになる」と謝辞を述べた。