ロードサービスでの料金トラブルに注意!

ロードサービス業者のウェブサイトで、「基本料金 3,980円(税込)~」、「業界最安水準で対応可能」などの表示を見た消費者が、適正かつ低額な料金でロードサービスが利用できると思い当該サービスを依頼したところ、実際には高額な料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられています。


●消費者へのアドバイス

○まずは契約している損害保険会社や保険代理店、ロードサービス会社に連絡しましょう。

自動車等の故障や事故等といった不測の事態が発生した場合は、まずは自分や周囲の安全を確保して、十分に落ち着いてから、契約している損害保険会社、保険代理店、ロードサービス会社などに連絡をしましょう。普段と違う自動車等を運転している場合など契約状況が分からない場合は、自動車等の所有者や家族、自動車ディーラーなどに確認をしましょう。

○インターネット検索結果で「上位」だからといって信用できるとは限りません。

検索結果が上位のサイトは、信頼性の高いサイトであるなどのイメージがありますが、「広告(スポンサー)」として上位に表示されることもあるので、必ずしも信用できるわけではありません。検索結果の上位に表示されているということだけで信用することなく、ウェブサイトに表示された料金が不自然に安すぎないかといった中身をよく吟味するなどして適切に取捨選択しましょう。

○具体的な作業内容に基づく見積書を確認し、過大で高額な請求をされないようにしましょう。

作業内容や料金について十分な説明がされないまま作業され、高額請求をされることがないように、作業前に、具体的な作業内容を確認の上、見積りを依頼しましょう。

〇ウェブサイトの表示額と請求額とが大きく異なる場合は、クーリング・オフができる可能性があります。

ロードサービスの対応を依頼した事業者とその場で契約した場合、ウェブサイトに表示されている料金と実際の請求金額とが大きく異なる場合などは、訪問販売に関する特定商取引法の規定によるクーリング・オフ等が適用できる可能性があります。

詳しくは、消費者庁のホームページをご覧ください。
https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_policy_cms103_250324_01.pdf


困ったとき、不安に思ったときは、警察相談専用電話「#9110」または身近な消費生活相談窓口につながる消費者ホットライン「188」にご相談ください。

また、国民生活センターのホームページ「消費者トラブルFAQ」では、消費者トラブルの対処法を紹介しています。
https://www.faq.kokusen.go.jp/?site_domain=default


●消費者啓発講座に講師を派遣します

鳥取県消費生活センターの消費生活相談員が、みなさんの企画するイベントや集会、研修会に講師として伺い、消費生活に関するお話をします。ご要望のテーマでお話ししますので、お気軽にご相談ください。

詳しくは、鳥取県ホームページをご覧ください。
https://www.pref.tottori.lg.jp/293730.htm


情報発信:鳥取県消費生活センター

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