鳥取県立美術館を訪れた後は白壁土蔵群エリアに行こう! 倉吉銀座商店街振興組合(小林健治理事長)は、同エリアを巡るアートスタンプラリー「商店街美術館」を展開している。商店街にある店舗に地元ゆかりのアーティストの作品が展示され、一帯が“美術館”に変身。同館の来館者を街中へと誘い、地域のにぎわい創出につなげる。
「アートで福高」を掲げる同振興組合は、毎年秋に開催する復興イベント「福高祭」で、地元アーティストによるライブペイントを実施。同ラリーでは、福高祭の参加アーティストらの作品を紹介するとともに、同エリアの周遊を促す。
出展しているのは、伊吹春香さん、青已はなねさん、大番大楓さん、SAWAさん、えんどうさとしさん、辻子誠さん、岡村貴史さん。小林薬局やブライダルハウスとさき、久楽など計7店舗に作品が展示されている。
スタンプラリーのパンフレットは展示店舗や同館、市観光案内所などに設置。4カ所以上のスタンプを集めて応募すると、抽選で同振興組合加盟店の商品や同館の関連グッズなどがもらえる。
9月30日まで実施。小林理事長は「『アートのまち倉吉』として、県立美術館と一緒にまち全体を盛り上げていきたい」と意気込んでいる。