「運命共同体」の夫とともに 「からだ 世界」(5)臓器をもらう

かけられた言葉に驚き 手術後に生まれた変化

  •  手術からほぼ1年が経過、週に2~3回は通う近所のお気に入りのベーカリーでパンを選ぶ早川麻里=2024年12月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  早川麻里が毎日5回に分けて服用する薬。これでも退院直後に比べると半分以下の量になったという。手前の二つのケースに入っているのは免疫抑制剤=2024年12月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  インタビューに答える早川麻里=2024年10月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  自宅近くの公園のベンチに座る早川麻里=2024年12月、横浜市(撮影・林昌三)
  •  早川麻里の年表

 掛け布団が異様に重く、起き上がれない。心電図のモニターの光がまぶしい。首元や手首に腹部。体のあちこちから飛び出した管が輸液バッグにつながれている。

 早川麻里(はやかわ・まり)(51)は、肝臓移植手術...

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