世界禁煙デー(5月31日)の啓発イベント「第18回世界禁煙デーin米子」が28日、日吉津村日吉津のイオンモール日吉津で4年ぶりに開かれ、医師や薬剤師、保健師などが禁煙や受動喫煙防止を呼びかけた。
医療や行政などの関係者でつくる実行員会が主催。禁煙相談やニコチンガムの正しいかみ方の説明、ニコチン依存度チェックが実施されたほか、たばこの害を伝える啓発展示もあった。
禁煙相談コーナーでは、「家族の協力も大切」などと医師が一人一人の状況に応じて具体的にアドバイス。参加した境港市の30代男性は「まだ危機感が薄かったが、やめるに越したことはない。たばこをやめてお金が浮けばうれしい」と禁煙意欲を高めていた。
長谷川純一実行委員長は「加熱式たばこは害がないと思って吸っている人も多いが、本人だけでなく受動喫煙の被害もある。加熱式たばこも含めた禁煙、受動喫煙防止の輪を広げたい」と話した。