隊員65人が練習成果発揮 鳥取消防署で救助技術大会

 鳥取市吉成の鳥取消防署で6日、東部消防救助技術大会(陸上の部)が開かれた。県東部の20~30代の消防隊員65人が参加し、日頃の練習の成果を競った。

 隊員の救助技術向上などを目的に実施。優勝者は県大会や中国大会に進み、全国大会を目指す。

 競技は、地上7メートルの位置に水平に張ったロープを伝って往復40メートルを移動する「ロープブリッジ渡過」、3人一組で煙道の先にいる要救助者を安全地帯まで搬送する「ほふく救出」など5種目。スピードだけでなく、安全確実性も審査され、隊員らは真剣な表情で挑んだ。

 高さ15メートルの垂直なはしごを登る「はしご登はん」で優勝した鳥取消防署の砂口風哉さん(26)は「日々の努力が実を結び、優勝できて良かった。さらに上を目指し、練習にいっそう励みたい」と話した。

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