無理せずできることを 研修会で新聞活用法学ぶ 県学校図書館協議会

 鳥取県学校図書館協議会の理事を対象にしたNIE(教育に新聞を)の研修会が29日、琴浦町徳万のまなびタウンとうはくで開かれた。県内の小中高の校長や教頭、教諭ら25人が参加し、県NIE推進協議会コーディネーターの藤田安一さんから「NIEにはいろんな活動がある。無理せず自分たちができることをして、賛同する先生と協力する雰囲気をつくって」などとアドバイスを受けた。

 藤田さんは「新聞は一覧性、解説性などに優れ、政治、経済、文化、スポーツ、自然現象などへの幅広い興味・関心を養うことができる。読む力、書く力、考える力、プレゼンテーション能力も総合的に養える」などと前置き。学校の新聞コーナーや、児童生徒の学年などに応じた活用法を具体的に紹介した。

 高校生の主権者教育では「政治の中身に興味を湧かせるような教育をする必要がある。争点について議論する材料として新聞の読み比べを活用するのも重要」と説いた。

 また、同推進協の和田進事務局長(新日本海新聞社)が同推進協について説明した。

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