鳥取地方気象台によれば、梅雨前線が華中から対馬海峡を通り、山陰沖にのびています。
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでおり、大気の状態が非常に不安定となっています。
前線は10日にかけて山陰沖に停滞する見込みです。
このため、鳥取県では、局地的に雷を伴った激しい雨や断続的な雨により、9日夜遅くにかけて大雨となる見込みです。浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。また、土砂災害に十分注意してください。
鳥取県では、9日にかけて竜巻などの激しい突風や落雷にも注意してください。
発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
今後発表される防災気象情報に留意してください。
<雨の実況>
降り始め(7日17時)から8日16時までの降水量(アメダスによる速報値)
境港市境 130.0ミリ
米子 68.0ミリ
大山町塩津 58.0ミリ
鳥取市青谷 51.0ミリ
岩美町宇治 44.5ミリ
<雨の予想>
8日に予想される1時間降水量(多い所)
県全域 30ミリ
9日に予想される1時間降水量(多い所)
県全域 30ミリ
8日18時から9日18時までに予想される24時間降水量(多い所)
県全域 100ミリ
その後、9日18時から10日18時までに予想される24時間降水量(多い所)
県全域 50~100ミリ
<防災事項>
土砂災害、浸水害、河川の増水や氾濫、竜巻などの激しい突風、落雷
情報配信:鳥取県危機管理局