印賀鋼の故郷から 日本刀の美 ~森井父子三人の仕事Ⅱ~

 日本刀は、古来より、武器や権力の象徴、信仰の対象として、日本の歴史や文化に深く根付き存在してきました。現代では、およそ1000年にわたり受け継がれてきた製鉄や鍛錬、研磨など、その日本刀製作の技術が高く評価されるとともに、その固有の美しさから「鉄による最高の芸術品」として、世界に誇る日本の美術工芸品、文化財となっています。

 ここ日南町は、豊富な山林資源と良質な砂鉄に恵まれて、日本古来の製鉄技術「たたら」で栄え、日南町印賀の地で生産した玉鋼は、日本一の良質な鋼として「印賀鋼」の名は全国に知られました。

 本展は、印賀鋼の故郷を誇る地で、日本刀の美と技の魅力にふれていただきます。 なお、本展は、米子市出身の刀職人親子、研師の森井偲訓氏と鐵太郎氏、鞘師の敦央氏の三人が手掛けた27点を展示します。

【休館日】10月15日(火)、21日(月)、28日(月)
【入館料】一般1,000(800)円、高校生以下無料
※( )内は、20名以上の団体、障がい者手帳をお持ちの方と付添1名様の割引料金。

◇オープニングセレモニー&ギャラリートーク 10月11日(金)10:00~ 会場/日南町美術館 内容/関係者、来賓挨拶、森井父子によるギャラリートーク

◇11月2日(土)「刀剣の歴史講座」13:30~15;00 講師:鳥取県立博物館 主任学芸員 来見田博基氏 会場:本久代家住宅(美術館から徒歩7分) 先着30名、聴講無料

◇ギャラリートーク 毎週日曜日 11時~ 森井偲訓氏

【共催事業】 主催:鳥取県
◇令和6年度日南美術館特別展連携事業 「(仮)日本刀の美と守り伝える技」
開催日時:10月12日(土)13:00~15:00
会 場:日南町総合文化センター 2階多目的ホール
定 員:70人 その他:聴講無料、とっとり県民カレッジ連携講座
内容:講演「日本刀の美と守り伝える技」〔60分〕 講師 伊東 哲夫 氏(公益財団法人渡辺美術館 学芸員) 実演「刀職人の技」〔60分〕(※日南町美術館主催事業)
研師:森井 鐵太郎 氏、鞘師:森井 敦央 氏

会場 日南町美術館
地図
ホームページURL https://www.nichinan-culture.jp/nichinan-museum/

おすすめイベント

イベントを探す

トップニュース