全中縮小決定、県内に波紋 生徒の意欲低下懸念 現場、理解示すも「県大会は…」

  • 全国中学校体育大会で除外の対象となった相撲。2022年の大会では西村(左)が個人優勝を果たした=北海道福島町総合体育館特設相撲場

 日本中学校体育連盟(日本中体連)が全国中学校体育大会(全中)の大幅な縮小に踏み切ると決定したことを受け、鳥取県内でも波紋が広がっている。急速に進む少子化や教員の負担軽減の観点から、現場は理解を示しつつも生徒らの意欲低下を懸念する声が上がる。

 日本中体連の調査によると、13~15歳の運動部加盟人数は2014年度の約222万7千人から23年度には約180万6千人に減った。鳥取県内では約1万2500人から約9700人に減少。全体的に縮小が進み、従来通りの活動を維持するのは困難とみられる。

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