防災へ「情報活用を」 気象予報士 半井さんが講演

 鳥取信用金庫の親睦団体ユニオンクラブ、サクセスクラブ、経営者協議会の定例講演会が6月27日、JR鳥取駅前のホテルニューオータニ鳥取で開かれた。俳優で気象予報士の半井小絵さんが「災害への備えと情報の活用 鳥取県の災害リスクを踏まえて」というテーマで講演し、取引先関係者ら約130人が聴き入った。

 半井さんは、昨年8月の台風7号被害など近年の豪雨災害を例に挙げ、「昨年は大丈夫だったとしても、自分の住む場所でいつ大雨が降ってもおかしくない」と、防災の重要性を強調。日頃の対策として、地図上で土砂災害や河川氾濫の危険な箇所を把握できる気象庁のサイト「キキクル」や雨雲レーダーを使うことを勧めた。

 出水期を迎え、「気象情報を上手に活用し、早め早めに命を守る行動を取ってほしい」と呼びかけた。

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