倉吉打吹まつり「打吹天女コンテスト」の新天女が５日、倉吉市役所第２庁舎駐車場特設ステージで市民らにお披露目された。山田真梨菜さん（２５）＝鳥取短期大絣（かすり）研究室、小椋美佳さん（２４）＝山陰合同銀行倉吉支店＝が新天女に選ばれ、２人はイベントや観光、交流サイト（ＳＮＳ）などを通じて倉吉の魅力を全国に発信する。
今年から事前審査方式に変わり、応募者７人の中から、自己ＰＲや倉吉への愛着などが評価された２人が選ばれた。
新たなＰＲ大使となった打吹天女の２人は、鮮やかな浴衣姿でステージに登場。２０１９年の天女からたすきを受け取ると、会場から大きな拍手と歓声が送られ、２人は満面の笑みを浮かべて市民らに応えた。
倉吉絣（がすり）への愛着が強く、大阪から倉吉に移住した山田さんは「持ち前の明るさと親しみやすさで、どんどん倉吉の魅力をＰＲしたい」と意気込んだ。人々や地域のつながりを大切にしたいという小椋さんは「市制７０周年の節目に任命され、気が引き締まる。地元の人が倉吉をもっと好きになる活動がしたい」と話した。２人は早速、まつり会場での餅まきで“初仕事”をこなした。
