時代の対比楽しんで 世代異なる2人の写真展 鳥取

 日常の一場面を切り取った写真を集めた「写真展 スニーカーをはいて ~谷口一真・松岡一 2人展~」が鳥取市南隈のコミュニティプラザ百花堂で開かれている。同市と八頭町の写真愛好家らでつくる「集団かげろう」の会員の松岡一さん(66)と、鳥取工高3年で写真部に所属する谷口一真さん(17)が撮影した49枚を中心に展示している。11日まで。

 谷口さんが、松岡さんの写真展に度々、足を運んでいた縁などもあり、2人展が実現した。

 松岡さんは1984~86年に撮影した人物中心のモノクロの写真。谷口さんは、地元の若桜町の駅舎などの風景のほか、全国総文祭に出展された東京・渋谷のスクランブル交差点の写真などを展示している。

 「写真を見て面白がってほしい」と松岡さん。谷口さんは「身近な景色の違った見方を感じてほしい。時代の対比も楽しんでもらいたい」と話した。

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