人物や風景など会員の力作並ぶ 日本現代美術協会鳥取県支部展

 日本現代美術協会の鳥取県支部展が9日、倉吉未来中心アトリウムで始まった。人物や風景などを描いた会員の力作が並び、来場者を楽しませている。16日まで。

 同会は油彩、水彩、版画などの公募団体で、県支部展は9月に大阪で行われる日現展を前にした研修会として開かれている。今展には9人が26点を出品した。

 竹内節男支部長(倉吉市)は、倉吉市の長谷寺の勇壮な仁王像、阿形(あぎょう)と吽形(うんぎょう)を描いた。福田春枝さん(三朝町)は、髪を結う女性の後ろ姿「身支度」などパステル画と油彩画で女性を描いた作品を出品。南場兄一さん(北栄町)は、大阪の商業施設の風景とベンチに座る男女と柴犬のいる光景を組み合わせた。

 竹内支部長は「客観的な意見を聞くことが大事なので、年に4、5回作品を持ち寄って研究会をしている。力作がそろっている」と満足そうに話した。同支部は会員を募集している。

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