白熱のレース展開 岩美キッズトライアスロン 4年ぶり開催

 山陰海岸ジオパークを舞台にした第10回岩美キッズトライアスロン(実行委主催)が27日、岩美町の大谷海岸と網代新港周辺で開かれた。コロナ禍が収束して4年ぶりの開催に、全国から参加した小学生が、大人顔負けの鉄人ぶりを発揮してにぎわった。

 

 今大会から泳ぎが苦手な選手のために、バイクとランの2種目で出場できるスイムスキップを取り入れ、中学生の部とリレーの部は廃止した。県外選手が半数を占め、兵庫や大阪、京都などを中心とした106人が出場した。

 選手は第1レース(小学生1・2年)、第2レース(同3・4年)、第3レース(同5・6年)の学年別で競った。大岩、網代の地元自治会や、中高生ら約250人のボランティアが大会を見守る中、白熱のレースを展開した。

 第2レースの女子で優勝した日吉津小4年の村上愛花さん(9)は、スイムからバイクに乗り換えるトランジションエリアで1位に躍り出て逆転優勝し、「スイムはきつかったけど、波が少なくて泳ぎやすかった。夏休みの最後に一番の思い出になった」と笑顔を見せた。

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