公民館職員を対象とした「社会人のための新聞講座」が、米子市役所で開かれた。約30人が参加し、情報の活用方法や魅力的な公民館だよりを作成するこつを学んだ。
新日本海新聞社西部本社読者センターの三島義之記者が、一覧性に優れる新聞と、検索性に秀でるインターネットを比較。「情報の命は確実性。複数のメディアを組み合わせ、情報の真偽を見極めて」と呼びかけた。
同本社の沢田圭太郎総局長は、公民館だよりを書く際の工夫や、伝わりやすい表現方法を助言。「重要な情報は大きく載せて、メリハリをつける」「見出しには目に飛び込んでくるようなキャッチフレーズを」と、レイアウトや見出しなど五つの観点から説明した。
大高公民館の40代女性職員は「キャッチコピーの付け方など具体的なことがわかった。人の心を引きつけるような見出しや文章を書いていきたい」と話した。