グルメやさまざまな体験活動が楽しめる「みくりやマルシェ」が、大山町御来屋の御来屋漁村センターで開かれ、町内外からの来場者でにぎわった。
世代間交流をしてもらおうと、地域自主組織「支え合いのまち御来屋」(薩摩浩会長)が企画。約300人が訪れた。
会場前の駐車場では焼き鳥やかき氷、ロコモコなどのフードコーナーや、射的やマスコットすくいなどの縁日屋台が軒を連ね、多くの家族連れが楽しんだ。
また、ティラノサウルスの着ぐるみも登場し、子どもたちと触れ合いながら会場を盛り上げていた。
館内では話題のeスポーツやボッチャ、ハンドマッサージなどの体験会が開かれた。中でも人気を集めたのがレコード鑑賞会で、参加者が持参した古いレコードを、鑑賞会のブースを担当した野口信昭さん所有のレコードプレーヤーで再生。大きなスピーカーから流れる佐野元春さんやマイケルジャクソンさんなどの懐かしの名曲に、参加者は耳を傾けていた。
町内から参加した吉尾啓介さんは「懐かしい名曲をアナログで楽しむことができました」と喜び、野口さんは「思い出の曲を聴きながら、昔話ができてよかった。音楽を通じて輪が広がればうれしい」と話した。