秋の全国交通安全運動に合わせ、安来署では21日に安来市出身のお笑い芸人、ネゴシックスさん(45)が一日署長を務め、市内で交通安全を呼びかけた。
同市伯太町の母里交流センターであった交通安全教室には近くの園児と地区のお年寄りら約40人が参加。ネゴシックスさんは、同署が山陰初導入したばかりの「交通安全カプセルトイ」を使って園児がオリジナルの反射バンドを作る様子を見守り、「出かけるときは身に着けてください」と呼びかけた。
またお年寄りは、交通安全教育車で俊敏性や判断力、シートベルト着用の重要性を確認した。
ネゴシックスさんの一日署長は3年連続。カプセルトイや同署が配布するクリアファイルには、ネゴシックスさんが描いたイラストも施されている。小学生の時に軽トラックにはねられた苦い経験があるといい、「事故を減らしたい」と強調した。
この日は、一日副署長を務めた島根県住みます芸人の奥村隼也さん(38)と共に米子署との合同検問にも出かけ、交通安全を呼びかけた。