鳥取県教委は18日、県独自の「とっとり学力・学習状況調査」(学力テスト)の2023年度の結果を発表した。小4~中3の6学年を対象に国語、算数・数学で実施し、全学年が昨年度より学力レベルが上がっていることが分かった。
学力レベルは解答できた問題の難易度で決まり、学年別に36段階で判定。14市町村の小4~中3の児童生徒約2万4千人を対象に行った。
小5は国数ともに、昨年度から学力レベルが3~4段階向上し、全学年で伸びが最も大きかった。県小中学校課は「小4時の授業改善が進み、学習効果が高まった」と分析する。