「第67回鳥取県美術展覧会(県展)」(県、県教委、新日本海新聞社主催)の選抜展が26日、倉吉未来中心で始まった。県内作家の工夫を凝らした作品が並び、来場者らの目を楽しませている。11月3日まで。
選抜展は前期(~28日)と後期(11月1~3日)に分けて開催。前期は洋画、工芸、書道、デザイン部門の計79点、後期は日本画、版画、彫刻、写真部門の計67点を展示する。
今年の県展は8部門に566点の応募があり、301点が入選。倉吉会場では県展賞や奨励賞をはじめ、受賞候補や入選、無鑑査作品の中から県中部地区在住者の作品が展示され、来場者は多彩な表現にじっくりと見入っていた。
同市の40代女性は「絵画に興味があり、レベルの高い作品が倉吉で見られてうれしい」と話した。
開館時間は午前10時~午後6時。入場無料。