ろくろ使いらせん模様挑戦 陶芸ファンら 豆皿の絵付け体験 とっとり陶窯展

 鳥取市富安2丁目の日本海新聞ビル5階ホールで開催中の第15回とっとり陶窯展(実行委主催、新日本海新聞社共催)で19日、出展作家の指導による豆皿の絵付け体験があり、立ち寄った陶芸ファンらがオリジナルの作品作りに挑んだ。

 陶工房アッシュワーク(米子市淀江町)の足塚由江さんが指導に当たり、参加者らが直径約9センチの素焼きの豆皿に専用の絵の具やパステルを使って絵付けした。足塚さんは「ろくろを使うときれいな円やらせんの模様を描くことができる」などテクニックを伝授。参加者らは描き込んだ線画を何度も書いたり消したりしながら理想の絵柄に整えていった。絵付けを終えた豆皿はうわぐすりを掛けて焼き上げ、後日、参加者に届けられる。

 津ノ井小6年の早川愛佳さん(11)は「色を決めるのが難しかったけど、思い通りに描けた。おやつを食べるときとかに使いたい」と話し、完成を楽しみにしていた。

 同展は14窯元と2木工芸店の作品が並ぶほか、出展者から直接説明を聞いて作品を選べることから、連日、多くの陶芸ファンらが詰めかけている。23日まで。

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