闇夜に浮かぶ幻想空間 5年ぶり 池田家墓所燈籠会

 鳥取市国府町奥谷の国史跡鳥取藩主池田家墓所で19日夜、池田家墓所燈籠会(とうろうえ)(同墓所保存会主催)があった。多くの来場者がライトアップされた紅葉と、ろうそくの明かりが連なる幻想的な雰囲気を堪能した。

 燈籠会は地元の宮下地区まちづくり協議会による紅葉の時季のライトアップ(12月3日まで)に合わせて一夜限定で実施され、コロナ禍などの影響で今年は5年ぶりの実施となった。宇倍神社麒麟(きりん)獅子舞の奉納や、歴代藩主の墓へと続く参道沿いの灯籠と足元に置かれたろうそくに同保存会や同協議会のメンバーが点火。暗闇に現れたオレンジ色の明かりと紅葉のコントラストに来場者は魅了された。

 家族や友人と訪れた国府中2年の田中佑希さん(14)は「木々のライトアップとろうそくの明かりがきれいだった」と話した。

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