本格的な冬本番を迎え、ホームセンターや家電量販店などでは、防寒グッズの需要が高まっている。11月に夏日を記録するなど季節外れの暑さから一転、鳥取県内では先週から冷え込みが一気に強まった。物価高や電気代の高騰、新型コロナの5類引き下げで変化する顧客のニーズに対応しようと、各店舗がさまざまな商品を取りそろえて販売拡大に期待を込める。
家電量販店のケーズデンキ鳥取本店(鳥取市古海)では、10日ごろから冬物家電を買い求める来店客が増え始めた。新型コロナ禍以降、省エネ性能などコスト削減につながる商品が注目されており、購入前に下見に訪れるなど品定めに慎重な客も目立つという。