「衣裳は語る―映画衣裳デザイナー・柳生悦子の仕事」展 東京・世田谷文学館で3月末まで開催中

  •  「君も出世ができる」(1964年東宝)衣装デザイン

 コレクション展「衣裳は語る―映画衣裳デザイナー・柳生悦子の仕事」が、東京都世田谷区の世田谷文学館で開かれている。2024年3月31日まで。

 柳生悦子さん(1929~2020年)は、映画衣装デザイナーのパイオニア。50年代から80年代の間、「三人娘」「若大将」などの東宝人気シリーズから時代劇、戦争、SFまであらゆるジャンルの映画で衣装デザインを担当した。作品数は100本以上に上る。

 柳生さんは生前、同館に3千点に及ぶデザイン画を寄贈した。歳月を経て、なお色彩鮮やかなデザイン画の数々を中心に、仕事を紹介する。

 月曜と年末年始が休館。入場料は一般200円など。問い合わせは同館、電話03(5374)9111。

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