白兎(しろうさぎ)伝説や八上姫神話の関連地でつながり、うさぎ年の最後を盛り上げようと9日、鳥取市河原町の道の駅清流茶屋かわはらでイベント「YAKAMIひめうさぎミーティング×八上姫の里スローナイト」が開かれた。伝説や神話にちなんだ催事や講演があり、観光客や家族連れなどでにぎわった。
同町は、神話で大国主命(おおくにぬしのみこと)と結ばれた八上姫の古里(因幡国八上郡)とされ、同町曳田の売沼(めぬま)神社をはじめ八上姫や白うさぎに関わる神社などが点在する。
イベントでは鳥取荒神神楽研究会による「大国主の縁結び神楽」、うさぎ形まんじゅうの目付け体験などを実施。郷土史家らによる講演「うさぎのおはなし会」も開かれた。