現代アートから漫画まで

東京都港区の麻布台ヒルズ

  •  森JPタワーからの眺め=東京都内
  •  「麻布台ヒルズギャラリー」のオラファー・エリアソン展=東京都港区
  •  中央広場から撮影したアリーナとタワープラザ(右)。左には森JPタワーが立つ=東京都港区
  •  「集英社マンガアートヘリテージ」のラウンジでは担当者と作品を吟味できる=東京都港区
  •  「ラベイユ麻布台ヒルズ」=東京都港区

 11月に開業した巨大複合施設「麻布台ヒルズ」(東京都港区)。高さ約330メートルの森JPタワーが立ち、緑地が広がる新しい街にはギャラリーや、多くの店舗がオープンした。(共同通信=藤原朋子)

 まずガーデンプラザAへ。「麻布台ヒルズギャラリー」は文化発信の拠点。現代アートからエンターテインメントまで扱うという。開館を記念して、環境問題への取り組みで知られる美術家オラファー・エリアソンさんの個展を2024年3月31日まで開催。初めて再生金属に特化して制作した作品を発表した。

 漫画の原画の保存、活用に取り組むプロジェクト「集英社マンガアートヘリテージ」の初の店舗もできた。ギャラリーでは、尾田栄一郎さんの「ONE PIECE」の名場面を、金属板に活字を埋め込んだ版でプリントした作品や、インクジェットプリンターを用いた作品などを陳列。100年以上残るアートとなることを念頭に制作しており今後、販売予定だ。

 隣のガーデンプラザBの蜂蜜店「ラベイユ麻布台ヒルズ」へ。12カ国の計80種以上を試食できる。港区周辺のサクラやトチから採れた「東京 麻布のはちみつ」を試すと、口の中が花の香りに満たされ、都会の養...

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