三村マサカズ個展初開催 落書きが気に入られ NFT販売

  •  作品「人間(ななめ)」を手にする三村マサカズ=川崎市幸区
  •  取材会に登場した三村マサカズ=川崎市幸区

 お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズが初のアート展「三村マサカズ NFT ART COLLECTION 三村アート1回なのか展」を川崎市内で開催し、取材会に登場した。

 個展について「よくノートの切れ端に落書きをしていまして。それを気に入った人が(所属)事務所内にいて、広まって、あれよ、あれよと。びっくりしています」と驚きを語った。

 「いまだにネタを書くときに、相方(大竹一樹)がまとめている間、暇なので落書きをしているんです。それをマネジャーが集めていた」と明かす。サインペン一本で描き、下書きや修正もしない。「『これ、ちょっと良くなかったかな』というのも出しています」

 会場を訪れた大竹からは「完成度が高いやつより、低いやつの方がいいんじゃねえか」と言われたという。三村は「俺にしたら、どれのことを言ってるのかよく分からない」とぼやき、笑いを誘った。

 独特のタッチの作品計90点を展示。三村が原画を1~2日で描き、配色は三村を中心に、実務はクリエーティブスタッフが担当。1カ月半かけて完成したという。

 個展のために制作した計100点は、「非代替性トークン(NFT)」の技術を使ったマーケット...

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