長ものの部 石田さん(境港総合1年)V カサゴの部 峯さん(3年)準V 全国水産・海洋高校フィッシング技術コン

 「第21回全国水産・海洋高等学校フィッシング技術コンテスト」(全国水産高等学校長協会主催)で、境港総合技術高(境港市竹内町)の海洋科1年、石田秀虎さん(15)が、長ものの部で優勝、同3年の峯洸成さん(18)がカサゴの部で準優勝に輝いた。同校生徒が入賞したのは初めて。

 コンテストは、水産・海洋系高校の魅力をPRする目的で毎年開かれている。今年は北海道から沖縄まで20校から430人が参戦。6月中旬~9月末の期間、各校がそれぞれの周辺海域で実施し、ルアー釣り(ジギング)で釣果を競い合った。

 長ものの部で優勝した石田さんは、同市沖の美保湾のギンザケ養殖場近くで91センチのタチウオを釣り上げ、2位のウナギ(53・5センチ)を大きく引き離した。「釣りは好きなので、優勝できてうれしい。来年のコンテストにも参加し、ヒラメを釣って、大物の部優勝を目指したい」とにっこり。

 美保灯台沖で22センチのカサゴを釣り、カサゴの部で準優勝した峯さんは「コンテストで初めて釣りを体験し、すっかりはまってしまった。卒業後は内航船に就職するので、休憩時間に船の上から楽しみたい」と話した。(久保田恭子)

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