憧れの選手の言葉に感激 バドミントン・藤井瑞希カップ 県内外小中学生600人熱戦 鳥取市

 五輪メダリストの藤井瑞希さんと高橋礼華さんを招いたジュニアバドミントン大会「第3回藤井瑞希カップ」(実行委員会主催)が鳥取市天神町の鳥取産業体育館であり、県内外から小中学生約600人が参加して熱戦を繰り広げた。

 藤井さんは2012年のロンドン五輪の女子ダブルスで銀メダルを獲得。高橋さんは16年のリオデジャネイロ五輪の女子ダブルスで金メダルに輝いた。現役引退後は、それぞれ全国で競技の普及活動をしている。

 大会は9、10の両日で、それぞれシングルス、ダブルスのトーナメントを実施。試合の合間には、藤井さんや高橋さんが直接選手にアドバイスを送り、子どもたちは憧れの選手の言葉を熱心に聞き入った。藤井さんは「大会を重ねるごとに活気があふれてきた。経験を積んでレベルアップしてほしい」と激励した。

 3年女子シングルスで優勝した酒井風榎さん(世紀BC)は「アドバイスをこれからの練習に生かしたい」と感激。4年女子ダブルスで優勝した飛田芽依さん、岡奈々子さん(古賀道場ジュニア)は「藤井さんから聞いた“あきらめないで打つ”を意識して優勝することができた」と笑顔だった。

この機能はプレミアム会員限定です。
クリップした記事でチェック!
あなただけのクリップした記事が作れます。
プレミアム会員に登録する ログインの方はこちら

トップニュース

同じカテゴリーの記事