西日本雪合戦 来月5年ぶり開催へ 若桜 12日まで参加者募集

 鳥取県の若桜町内で2月4日、「西日本雪合戦大会」(町など主催)が5年ぶりに開催される。第29回大会となる今季は暖冬の影響で雪が不足し、運営環境は十分ではないが、冬の恒例行事を絶やさないようにと規模を縮小して大会を復活させることを決めた。今月12日まで参加者を募集している。

 大会はチーム戦で、制限時間内に相手陣地の旗を抜くか、雪玉を全員に当てたチームが勝者となるルール。一般の部Aリーグの優勝チームは、北海道で開かれる国際雪合戦への出場権を獲得できる。

 若桜町では20年以上前から毎年2月に町ふれあい広場(同町若桜)で開催し、県内外から例年約800人が参加する人気イベントとなっていた。しかし、2020年以降は雪不足や新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止していた。

 今季も現在まとまった積雪はないが、当日の状況により会場を屋内に変え、専用ボールを投げるなどの対応も計画する。大会を経験したことのない運営スタッフが多いため、出場チーム数を例年の約60チームから20チームに、開催日程も例年の2日間から1日に減らすなど規模を縮小して円滑な運営を図る。

 現在、参加者を募集している。実力チームの一般Aリーグと、楽しむチーム対象の同Eリーグ、レディースの部、小学生チームによるジュニアの部の4部門で、締め切りは12日正午必着。チームによって参加料が異なる。申し込みや問い合わせは電話0858(82)2213、町教育委員会内大会事務局。

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