琴浦2年連続全国1位 「住みたい田舎」土地柄や自然評価

 宝島社発行の月刊誌「田舎暮らしの本」の2月号(1月4日発売)で2024年版「住みたい田舎ベストランキング」が発表され、琴浦町が2年連続全国1位に輝いた。来訪者を温かく迎える土地柄や若い人が挑戦しやすい環境、大山から日本海まで雄大な自然が楽しめる魅力ある町であることが評価された。

 同誌のランキングは今回で12回目。移住支援策▽医療▽子育て▽自然環境▽就労支援▽移住者数―など278項目のアンケートを実施し、587自治体からの回答に基づいて田舎暮らしの魅力を数値化した。

 今回は人口別など8グループに分類し、ランキングを付けた。同町は「人口1万人以上のまち」のグループで「総合部門(全世代対象)」「子育て世代」「シニア世代」の3部門で1位を獲得し、「若者世代」は2位だった。

 町企画政策課の辻中友樹主事(31)は「ランキングで注目が高まり、町を訪れる人が増えた。若い世代を中心に、関係人口を増やす取り組みを積極的にやってきたことが評価された上での連続受賞でうれしい」と喜んだ。

 鳥取県内の同町と同じ規模ではこのほか、湯梨浜町が「総合」で10位、八頭町が「若者世代」で11位に入った。

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