肉用子牛価格5年で3割安

消費低迷、飼料代は上昇 採算割れ、離農の危機

  •  繁殖農家の石坂友信さん=2023年12月、熊本県合志市
  •  繁殖農家の石坂友信さんが飼育する子牛=2023年12月、熊本県合志市
  •  子牛の取引価格の推移

 肉用子牛の価格が下落し、繁殖農家が採算割れに頭を抱えている。飼料代が上昇したにもかかわらず、物価高のあおりで牛肉需要が低迷し、コスト負担の増加分を転嫁できないためだ。2023年末の平均取引価格は55...

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