飲み比べ楽しむ 鳥大で地酒講座

 鳥取県の地域産業の一つである日本酒について学ぶ「日本酒講座」が19日、鳥取市の鳥取大で開かれた。谷本酒店(同市末広温泉町)の谷本暢正社長などが日本酒の歴史や特徴、おいしい飲み方を講義した。

 鳥取の日本酒に親しみ、地域産業に目を向けるきっかけにしてもらおうと、県内の酒造元と鳥取小売酒販組合、広島国税局が連携して開講。工学部の応用微生物学の講義として開かれ、同学部の学生や教職員など約80人が参加した。

 講義では、大城隆教授が微生物によるアルコール飲料製造について説明。県内8酒蔵が強力米を原料に作った日本酒10種類が机に並べられ、谷本社長による解説を聞きながら、学生らが地域ごとの風味の違いを飲み比べて楽しんだ。

 同部化学バイオ系学科3年の大多和茉央さんは「日本酒はあまり飲まないので、日本酒にもさまざまな種類があることを初めて知った。興味が出たので、もっと飲んでみたい」と話した。

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