美しい世界で魅了 「切り絵のミュシャ」と源氏物語 倉吉で企画展

 企画展「倪瑞良(にいみずよし)のミュシャ展」と「ふたりの『源氏物語展』」が26日、倉吉未来中心で始まった。NHK大河ドラマ「光る君へ」で再び脚光を浴びる源氏物語や切り絵作家の倪さんの作品を基に織られた西陣織が並び、訪れた人の目を引いている。28日まで。

 ミュシャ展は、アールヌーボーを代表する芸術家のミュシャに魅了され「切り絵のミュシャ」と呼ばれるまで腕を磨いた倪さんが、カッターナイフ1本で制作した切り絵13点と、切り絵を再現した西陣織6点を展示。和紙を1ミリに満たない曲線で切り抜いた女性や草花は息をのむ美しさだ。

 源氏物語展は、精緻な織りで表現された源氏物語絵巻など27点や、源氏物語の現代語訳をライフワークとしていた故瀬戸内寂聴氏が描いた観音さまや辰(たつ)年に合わせた竜のタペストリーがずらり。会場にルーペが用意され、髪の毛の半分ほどの細い糸を使った織物を細部まで見ることもできる。

 同展で全国巡回している西陣織国際美術館の蔦屋文二朗館長は「切り絵と西陣織の美しい世界を体験してもらいたい」と話した。

 ◇同展では、瀬戸内氏のドキュメンタリー「99年生きて思うこと」の上映会(500円)も同時開催している(各回先着30人)。

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