【解説】倉吉市新年度当初予算案 地域発展を最優先 ハード中心、先行投資強調 

 倉吉市の2024年度当初予算案は超積極型で、広田一恭市長が政策の中心に据える関係人口の増加に向けた不退転の決意が垣間見える編成となった。24年度末の鳥取県立美術館(県美)開館を最大の好機と捉え、周辺環境の整備や雇用創出につながる工業団地の造成などに巨費を投下するなど過去最大規模に膨らんだ。財政への影響が懸念されるが、地域の発展を最優先にしたことがうかがえる。

 広田市長は過去最大規模となった24年度当初予算について、「県美開館の最終年度と企業の事業拡大の計画年度が重なった。倉吉が発展する一大チャンス。予算をきっかけに大きく発展していきたい」と述べた。

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