「歩いて楽しいまちづくり」を掲げる米子市は9、10日の両日、JR米子駅前通りの一部で、4車線のうち1車線を減らして歩行空間を広げる実証実験を実施する。車道上にデッキや人工芝などを設置して居心地のよい滞在空間をつくるほか、軽食販売やキッチンカー、ジャズ演奏などの催しを展開。歩行者の交通量やアンケートを通じて、将来の歩道拡幅を見据えた効果や課題を検証する。
実施期間は2日間とも午前10時~午後9時。米子駅前パーキングビル(同市明治町)前の道路1車線約60メートルは「だんだんステーション」とし、歩道と一体となったデッキと屋根が登場。市内の飲食店などが日替わりで3~5店舗並ぶストリートマーケットのほか、謎解きと風景トレースのワークショップ、レンタサイクルポートもある。