10月に鳥取県内で開かれる「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」のボランティアスタッフのユニホームとなるポロシャツが出来上がり、倉吉市の鳥取看護大・鳥取短期大で21日、デザインを考案した学生に披露された。緑色を基調に、キャラクターや特産品をあしらうなど“鳥取らしさ”を強調。ボランティアが着用し、選手らをもてなす。
大会ボランティアセンターを運営する県社会福祉協議会が、ポロシャツのデザインを両大学の学生に依頼。鳥取短大住居デザイン専攻の笹尾咲来さん(20)ら6人が、昨年11月から知恵を絞ってきた。
ポロシャツの色は、鳥取の自然をイメージして緑を採用。胸に「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」の文字、背中には公式大会キャラクター「あおやかみじろう」の周りに梨やスイカ、カニなど県特産品を配し、星取県を象徴する星をちりばめた。
笹尾さんは「思った以上のデザインに仕上がった。ボランティア活動にも張り合いがでる」と笑顔。県社協は「目立つデザインで、おもてなしの大きな目玉になる」と喜んだ。
大会期間中(10月19~22日)に、延べ千人のボランティアが着用する。